シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子供のイヤイヤ期は健全に成長している証!対策もご紹介!】をお話いたします。
子供のイヤイヤ期は健全に成長している証!対策もご紹介!

子育てをしている中で、魔の子育て期間(魔の2歳児)と言われるのが子供のイヤイヤ期!心に余裕があるときは、大らかに見てあげることが出来ますが、朝の忙しい時や、余裕がない時の子供のイヤイヤは、とてもイライラしてしまいます。
しかし、子供のイヤイヤ期と言うのは、【子供が健全に成長している】と言う証なので、先ずは、自分の子育ては間違えずにちゃんと出来ていると誇らしく思ってください。安心してください。
では、何故イヤイヤ期が健全に成長しているのかと言いますと、大体一次イヤイヤ期は1歳〜3歳ぐらいから始まりますが、子供が伸び伸びと自我を出せるようになったと言う事だからです。なので、繰り返しになりますが、イヤイヤ期になったのであれば、子供は健全に成長しているし、自分の子育ての仕方も良かったんだ。と安心してくださいね。
この自我が出せなかったら、大変です。自我というものは「自分自身に対する意識や観念、人格や作用の中枢」と言われるものですが、よく、「我が強いな〜、自己中やな〜」と言った言葉を使われますが、この言葉に当てはまる人は、自我が強すぎる方です。
自我が強過ぎるのも大変ですが、自我が出せないのは問題なので、イヤイヤ機になり、思い通りの子育てが出来ない。いつまでこんな事が続くのだろう。と悩む方も多いと思いますが、冒頭にお伝えした、子供が健全に成長している証でもありますし、成長する上でとても大切な時期なので、可能な限りで暖かく見守れるようにしてください。
イヤイヤ期は単に自我が強くなるだけではない。
イヤイヤ期は単に自我が強くなるだけではないのです。自己主張が強くなり、自分のやりたい事しかやらなくなり、自分が嫌な事になると、イヤイヤばかり言うて何もしなくなる。また、やりたくないからダダをこねるだけではなく、自分の気持ちを理解してもらえない事が嫌で、ダダをこねるのです。
このように見ていくと、一見ただの我儘にしか思えないように感じるかもしれませんが、このイヤイヤ期があるからこそ、感情をコントロールする力や、相手を思いやる力が養われ1人の人間として成長しているのです。
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イヤイヤ期の対策は・・・
先ずは子供の気持ちを受け止めてあげる!
上記にも記載いたしましたが、イヤイヤ期は子供の成長には欠かせないものであり、1人の人間として成長している証なのです。なので、先ずは、子供の気持ちを受け止めてあげることが大事です。
これは、ダダをこねている理由に対して、対処してあげる事が可能か、不可能かではなく、一旦、受け入れてあげましょう。頭ごなしの「無理」「出来ない」「いい加減にしなさい」「何度言ったらわかるの」は絶対にNGです。
先ずは、子供の気持ちをよく理解してあげる事が大事です。そうする事で。子供も、「ママ(パパ)は話を聞いてくれた」と認識をして、まず第一歩目の安心を得る事が出来ます。
子供の要求に可能であれば手伝ってあげる!
そして、ダダをこねている理由によっても変わりますが、手伝おうか?とかの声掛けもして見ると、子供は更に安心し出します。自分の要求が上手くいかないからダダをこねているので、その要求が上手くいくかもしれないと子供が感じたのなら、ダダをこねるのも落ち着くのです。
その中で、一つ間違えてはいけない事は、子供が助けを要求をしていないのに、手助けする事もNGですので、注意いたしましょう。要求していない時に、手助けをしてしまうと、消化不良になり余計にダダをこねる可能性が高くなります。
子供の要求に応える事が不可能な場合でも、必ず一度は受け止めてあげる事が大事です。その上で、出来ない理由を伝え、代替え案を伝えましょう。選択肢を広げてあげる事で、そっちの方が楽しめるかもと思ってくれればラッキーです。
例えば、「これは、危ないから、出来ないけど、こっちで遊ぶなら全然大丈」と言った、代替え案や、「ここまでママ(パパ)がやらせてくれたら、こんな事やあんな事ができるようになるから、少しだけ我慢してくれる?」と言った様に、必要最低限は親が行い、そのあとは、自分が要求していた以上に、選択肢が増えて行動が出来る様にしてあげると良いです。
子供のやりたい事を好きにやらせてあげる
イヤイヤ期の時期の子供は、自分で何でもやってみたくなる時期です。少し、不安や心配はあるかもしれませんが、危険性のない行動であれば子供がスッキリするまで放置してみるのも手です。
親は、子供がしようとしている事に対して、先読みをして、失敗する事の決めつけで、「やめときなさい」「出来ないよ」「失敗するよ」と声をかけてしまいがちです。ですが、そこはグッと我慢をして、子供にやらせてみましょう。
子供が自分でやりたい、やってみたいと言う想いを大切にしてあげてください。そして、失敗したから、「だから出来ないって言ったでしょう」と言うのではなく、自分で何かを自ら行おうとした、挑戦した事を褒めてあげて欲しいと思います。失敗は失敗ではなく、そこから、学び成功へと進んでいくのです。
自転車の練習でも、コケてコケてと何度も失敗しても、起き上がって何度も練習して、大人になると無意識で鼻歌交じりで、自転車に乗れるようになるのです。なので、多少の危険のない行動であれば、子供のやりたいようにさせてあげてください。
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