シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【父子家庭の悩み!シングルファザーも経済危機に陥る!】をお話いたします。
父子家庭の悩み!シングルファザーも経済危機に陥る!
父子家庭、シングルファザーの経済状況ですが、実は危機的な方が多いです。正社員で働いているから、収入は安定している。って思われている事も多いですが、実は経済状況はよくない方が多いのです。
もちろん、父子家庭に限らず、母子家庭においても、当初は夫婦で共働きや分担を行う事で余裕が出来ていたことが一人になる事で、全てが自分一人に負担がかかってきます。
父子家庭、シングルファザーの貧困原因!
一人親家庭では、自分と子供の生活費はもちろんの事、子供を保育園に入れたり、小学校であれば授業料とは別に学童保育に活かせるためのお金も必要になってきます。
基本的には、父親は正社員である事が殆どだと思われますので、一定の収入があり、児童扶養手当がもらえなかったり、一定の収入がある為に、保育料が高額になったりしたりと思った以上に出費がかさみます。
それに加えて婚姻時に購入した住宅や、車などのローンの支払い(売却しても0にならないケーズが殆ど)、生活が苦しくとも、売却しない方が良いとの判断で、無理して払い続けるケースも多いです。
また、子供を迎えにいく為に、残業をする事が出来なくなり、大幅な収入減になってしまったり、正社員の雇用形態では子供を育てていくことが出来ずに、非正社員となりに、正社員の時より大幅な収入減になる事で、貧困状態になる事があります。
男性は収入が安定しているという一方的な思い込みが社会にはまだ浸透している為に、養育費や生活保護の申請を断られるケースもあります。
父子家庭に限らず、一人親家庭に子育てのしやすい環境作りが大切
まずは一人親家庭になった事で、国や市区町村から受けられる制度をフルに活用いたしましょう。以下のリンク先に詳細が記載されていますのでご参考にしてください。

その中で、所得が低いのであれば、児童扶養手当を受給出来るかを確認いたしましょう。前年度の収入によって算出されるので、会社員の方や、一人親になって間がない方は、一年後の申請になりますが、それでも必ず自分が適用されるかどうかは、市区町村で調べてください。
僕の知っているシングルファザーの方も、児童扶養手当の対象外と思っていたが、色んな手続きのついでに、申請をしてみたら、受給可能となったそうです。所得金額にもよりますが、児童1人の場合は月額42,910~10,120円が受給出来ますので、とても助かる制度です。
この他にも、社会全体が一人親家庭の子育てのしやすさを意識して、改革を行なって行かなければ、一人親家庭の子育てが十分に出来ない環境になってしまい、それが少子化にも繋がって行きます。
政府も2020年の3月に少子化対策の強化を進めているので、もっともっと社会全体が、子育てのいやすい社会になっていくことを願っています。

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