シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【結果よりも努力(プロセス)を褒めてあげる】をお話いたします。
結果よりも努力(プロセス)を褒めてあげる
子育てをしていると避けて通れないのは、学校の試験であったり、習い事の試験、中学受験や、高校受験など、様々な試験を受けて行かなければなりません。子供だけではなく、社会人になっても、職種によっては昇級試験等もあるでしょう。
今回は子育ての上での、お話をさせて頂きますが、試験を行う上で結果というものも、非常に大事であることはわかっておりますが、子育て上でのお話をすると、結果よりも試験を迎えるまでに行なった努力(プロセス)を褒めてあげてください。
結果は大事です。特に世間体を気にしたりする父兄さんは、結果重視で結果が全て!と言う考えの方も多いです。確かに試験を受ける理由は、その試験をクリア(合格)する事!
その為に試験を受ける訳ですから、結果が大事なのは当たり前なのですが、当然ながらクリア(合格)する子もいれば、クリア出来ない(不合格)の子もいてる訳です。
合格した子は合格したので、周りから祝福されたりするでしょう。しかし、一方で、クリア出来なかった(不合格)子はどうでしょうか?周りから期待されていたとしてクリア出来なかった(不合格)なら・・・
そして、クリア出来た(合格)子も、「合格おめでとう」と言われ、鼻高々になるでしょうし、クリア出来なった(不合格)子は、「なんで結果を出せなかったんだ」と問い詰められたりするかもしれません。
このような褒め方をすると、少し間違った感性を持ってしまう可能性があるので、結果重視の発言よりも、努力(プロセス)中心の発言にする方が、子供の自尊心の為にも良いのです。



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努力(プロセス)を褒めてあげる事で、努力の継続力を産む!
クリア出来た(合格)子であれば、結果だけを重視した場合、「俺は勉強できるんだ」天狗になってしまう可能性が高くなります。しかしながら、結果よりも、努力(プロセス)を褒めてあげる事で、努力の継続力を産むことになります。
また、クリア出来なった(不合格)子は、結果重視にしてしまうと、自尊心が傷つきます。「自分は出来ないやつなんだ」「頑張っても結果は出ないんだ」と劣等感に追いやられてしまいます。
なので、結果に重視をするのではなく「試験の為に大好きな野球の練習を休んで、よく頑張った」や「試験とか大嫌いやのに、よく最後まで諦めずに頑張ったな」など、努力とプロセスを褒めてあげる事で、結果よりも、継続して努力をする事が大事なんだと言う事を学びます。
そして、その思考をまず定着させてから、合格した場合は努力は実を結ぶ。頑張れは結果は得られるんだという気持ちに繋がって行くのです。なので、学校での普段の小テストやテストなどから、結果(点数)を見るのではなく、その子がどのようにしてテストに向けて頑張っていたのかを、見てあげて、そして褒めてあげる事が大事です。
そして、合格した子、不合格した子共に、結果を重視した発言になってしまうと、子供たちの中でも、【合格した子は良い奴で、不合格した奴はダメな奴なんだ】と言うレッテルを貼ってしまい兼ねません。
子供たち同士の中でも、そのような判断でのレッテルの付け合いが、少しでも生まれない為にも、結果重視ではなく努力(プロセス)を見てあげて褒めてあげることが大事な事なのです。
要は、クリア出来ない。(不合格)は失敗ではないのです。継続して努力を積み重ねる。そして試験(挑戦)をする。合格しても、不合格であっても、次のステップへと向けて、継続した努力を積み重ね挑戦していかなければならないのです。
そして、失敗した時に、失敗を失敗と思わずに、では、どうすれば次は上手く行くのだろうと、次の挑戦へと迎える精神力、メンタル面を育めるようにしていただければと思います。
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