シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子供の幸せの為に家庭環境が悪いのであれば離婚する選択肢も!】をお話いたします。
子供の幸せの為に家庭環境が悪いのであれば離婚する選択肢も!
語弊のない様に先に言っておきますが、離婚を推奨している訳ではありません。子供を育てていく上で、子供にとっては両親が揃って、両親からたっぷり愛情をもらえることが一番良いのですから、夫婦円満、家庭円満な事を何よりも望んでおります。
しかし、夫婦の存続、家庭の存続が難しい場合も出てきます。その場合には、夫婦間の問題、家庭内の問題が子供へ悪影響が大きく関わってくる可能性もある為、離婚という選択肢も時には必要であると考えます。
家庭環境で子供への影響はどの様なものか
極端な例をあげますが、学校での授業妨害、校則違反、喫煙、違法薬物、暴力、万引き、恐喝などの犯罪行為を含め、数えあげればキリがありませんが、親からの愛情不足や家庭内での問題によって、子供がこの様な問題行動を起こす様になる可能性は高くなります。
実際に問題行動を起こす子供に対してカウンセラーを行う上でも、子供に自身に目を向けるのではなく、問題行動を起こす、その子供に関連する環境から原因を探っていきます。
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子供が問題行動を起こす様になる原因とはどの様なものか。
子供によっても問題行動を起こす引き金となる原因は様々ですが、以下の4つに当てはまり、改善が見受けられない時は子供にとって重大な悪影響を及ぼす可能性が高くなるので、離婚の選択肢を視野に入れ、子供の環境を変えてあげた方が良いです。
2、父または母のどちらかが家庭内(父または母、子供への)暴力
3、父または母のどちらかが、生活放棄
4、父または母のどちらかが、凶悪犯罪を犯した。
夫婦間、家庭間の環境に回復が見込めない場合は離婚という選択肢を!
冒頭でもお伝えした通り、離婚を推奨するわけではありません。しかしながら、夫婦間や家庭間での環境回復が見込めない場合は、子供が健全な成長が見込めない可能性が高くなりますので、離婚という選択肢も視野を入れていただきたいと思います。
その中で、シングルになると、【子供が可哀想。生活が大変になる。】という不安で離婚に一歩踏み出す勇気が出ない方もいらっしゃいますが、まず、子供が可哀想という理由では、例えばですが、父親と母親が毎日喧嘩をしている環境を見せている方が可哀想です。
離婚をして、どちらかが親権を持ち一緒に暮らし、どちらかが、非親権者で、非監護者になってしまいますが、夫婦間の問題はクリアにし、お互いスッキリした状態で、子供との関わりを持った方が、子供にとっては良いです。
離れて暮らす事に子供は悲しみますが、親の喧嘩を見る事はなく、笑顔でいてくれて、自分に愛情を向けてもらえる方が、子供にとっては幸せです。また非監護者の方も、面会交流という場をきちっと設けて、子供との関わりをちゃんとしていく事で、自分はどちらからも愛されているんだ。という事を再確認出来る様になります。
逆に、子供に対して虐待をしていたのであれば、虐待者を恐怖の対象としているので、身の安全を確保してあげることが最優先となるので、離婚の選択肢を常に考えて置かないと行けません。
また、親の悪態を見続けている子供は、モデリングと言って、その光景が無意識に潜在意識へと刷り込まれてしまい、いつしか子供も、親と同じ様な行動を取る様になってしまいます。
よく虐待されてきた子供は、自分も子供が出来たら虐待をしてしまうという話も聞いたことがあると思いますが、それが親の背中を見て育った為に、知識として吸収されたものになってしまうのです。その様なダメな知識を刷り込ませない為にも、出来る限り良い環境に身を置くのが良いでしょう。
生活面でも、確かに仕事に家事に育児にと、大変になる事も多いですが、何よりも子供の環境を優先にしてください。はっきり言って覚悟さえあれば、子を想っているのであれば、何とでもなります。
何度も繰り返しになりますが、子供の環境を優先に行動をしていただきたいと思います。
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