シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子供のやる気スイッチは、一つの成功体験から!】をお話いたします。
子供のやる気スイッチは、一つの成功体験から!


上記関連記事にも精通する事ですが、やる気がない子供に「やる気スイッチ」を入れるのは、小さな成功体験を沢山作って上げる事です。これは、大人でも効果があるので、是非親子で試した欲しいと思います。
人は皆、成功したり、成果をあげたりすると、とても嬉しいものです。他人から褒められたり、あるいは、何か賞をもらったりなど、他人から認められる事で、自信に繋がります。そして、また頑張ろうと思えるのです。
これは、子供であっても、大人であっても同じです。なので、今日から親子で小さな成功を褒めあいっこをして行きましょう。きっと、今までの日常とは変わって、楽しい日々に変わって行くはずです。
具体的には、大きい目標を立てずに、小さな目標から初めて行きましょう。何でも良いのです。腕立て10回出来た〜や、九九の計算を3分以内にクリアや、間違いは5つまで〜とか、レベルの低いところから行うのがポイントです。
子供のやる気スイッチを上げる為なので、子供にだけさせても良いのですが、ここはひとつ、親も一緒になって子供目線に合わせた、わかりやすい小さな体験をしていただき、小さな成功をしていただければと思います。
そうする事で、子供はゲーム感覚で、しかも親と一緒に楽しむ事が出来て、更に、小さな成功をドンドン積み上げて行くことが出来ます。そして、すこ〜しずつ、すこ〜しずつ、微妙にわかりにくい感じでレベルをアップさせて行きます。
上記の例であれば、腕立てを2週間後に30回出来るように設定をしておく、九九の計算を1分まで縮めるようにしておく、間違いは2つまでにしておくと、子供には知らせずにこっそり計画を立てていきます。
そして、毎日、親子でゲーム感覚で、小さな成功体験を積み上げて行く内に、今までは出来なかった事が、いつの間にか出来るようになってしまうんです。そして、その出来た事を認めてあげて、褒めてあげましょう。
このような事を繰り返していくと、子供は成功体験を沢山経験する事で、「僕は、やれば出来るんだ」と言う気持ちが芽生えてきます。そして、それこそが「やる気スイッチ」になっていて、今まで苦手意識を持っていた事(例えば、苦手科目)にも、向き合えるようになります。
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このような小さな成功体験を経験させるのは、小さい頃であればある程良いです。小さな階段を登るのをチャレンジさせて、成功させる、少し躓いても、小さな階段であれば、少しの頑張りで階段を登れるようになる。それを数多く体験させていく事で、頑張れば階段は登っていく事が出来ると言う思考を定着させるのです。
そこまで行けば、徐々に階段を上げていき、階段から少々高い壁になっても、もう子供の思考は、躓いても頑張ったら超えられると言う風になっているので、自ずと壁を乗り越えて行こうとします。
実際に、僕の息子でも、この要領で、昔は勉強が大っ嫌いだった僕の息子は、今では勉強が楽しいと言って進んで勉強したりしますし、学校から帰ってきた時点で、もう宿題済ませてきた〜って言うて帰ってきます。
この方法は、支援学級で発達障害の子供たちを教えている先生に教わった方法で、この方法はとても良いと実感しました。この先生に出会って、この方法を教わっていなかったら、子供の勉強嫌いは未だに引きずっていたのかもしれません。
また、冒頭にも触れましたように、子供だけではなく、この方法は大人にも大変有効です。大人になると、仕事や家事、育児に追われてしまい、挑戦と言う事をしなくなります。「どーせ、無駄やし」って言ってたりしませんか?
何か大きな事に挑戦してくださいとは言いませんが、例えば、お腹をもう少し引き締めたいと思えば何をしなければ行けないでしょうか?歩く?食事制限?筋トレ?色んな方法が出てくると思うのですが、これを一気にしようとすると無理が出ます。そして、一気に目標の引き締め具合に持って行こうと言うのも無理な話です。
なので、これも小さな成功体験を繰り返し行なっていくのです。いきなり30分歩くのも苦痛です。10分からスタートしたり、そもそも歩くのではなく、マンションで上の階に住んでいたら、今日は1階分だけ階段で登ろう。とか、1週間後には3階まで登れるようにしようとか、今やっても出来てしまうような事をよりも少しレベルを下げて行なっていくと良いです。
そして、何より大事なのは、継続する事、小さな成功体験を沢山積み上げることが、子供の、あなたの「やる気スイッチ」をONにする事が出来るのです。ただし、初めは、色んな事に手を伸ばさず、どれか一つの事に対して集中した方が良いでしょう。
先ほども子供の例で言えば、腕立てと九九の計算を同時平行でするのではなく、腕立てなら腕立て、九九の計算なら九九の計算と一つのことに対して小さな成功体験を沢山作ります。その小さな成功体験の経験を沢山積んだ後に、少しずつ、増やしてみて、可能そうであれば増やしていく。など臨機応変に対応して言っていただければと思います。
そしてこの成功体験が癖になると親子の中でとても楽しい時間になりますし、親子で成功を積み重ねることが出来ますし、何より子供とのコミュニケーションが取れて、子供にとってとても良い環境を作り上げることが出来るのです。是非お試しください。
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