シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【はしかの予防接種は必ず受けましょう!】をお話いたします。
はしかの予防接種は必ず受けましょう!
麻疹(はしか)の予防接種は必ず受けましょう。予防接種の受け忘れがないように十分に気をつけてください。必ず、必ず予防接種をしてくださいね。
麻疹(はしか)の予防接種を受ける事に何故ここまで強く言うのか?それは抗体がない方が、麻疹(はしか)のウィルスが体内に入ると、100%の確率で感染し発症するからです。
そして、最も恐ろしいのは、現代の医学を持ってしても、有効な治療薬が見つかっていないからなのです。
また、麻疹(はしか)ウイルスの感染力は非常に強く、飛沫感染に加えて空気感染するため、マスクや手洗いだけでは予防できません。このため麻しんワクチンの予防接種がもっとも有効な予防法なのです。
なので、冒頭でも強く強く言ってますが、麻疹(はしか)はの予防接種は必ず受けましょう。
麻疹(はしか)の予防接種は、どのタイミングで予防接種を受けるのか?
第2期:小学校入学の前年に1回接種します。
1歳〜2歳の間に麻疹(はしか)・風疹にかかる可能性が高いので、子供が1歳になったらなるべく早く予防接種を受けましょう。
1期の1回だけでも95%程度の確率で麻疹(はしか)を予防できるみたいですが、2回、予防摂取を受ける事で99%の予防が期待されるとの事です。
過去には、1回の予防接種で外国に行った方が、帰国後、麻疹(はしか)の感染が確認された事実があることから、2回受ける事が必要とされています。
スポンサーリンク
麻疹(はしか)はどの様な症状が起こる?
麻疹(はしか)は、麻疹(はしか)ウイルスの感染によっておこる急性の感染症です。麻しんウイルスに感染すると、約10〜12日程度の潜伏期を経て発症します。
主な症状は高熱、上気道症状、目の充血、眼脂、赤くて痒い発疹などの症状が見られる。(カタル期)2〜3日続き、一旦解熱した後に再度高熱となり、全身に拡がる紅斑がみられるようになります(発疹期)。高熱と発疹は3〜4続き、合併症がなければ1週間〜10日後には回復します。
女性の方では妊娠中に感染すると、流産や早産を起こす可能性がある。
麻疹(はしか)は感染力がとても強く、麻疹(はしか)ウィルスに感染すると、全身にウィルスが周り、免疫力が著しく低下します。その際に、中耳炎、肺炎、脳炎などの合併症が起こりやすく、肺炎や脳炎は重症化すると死亡することもある。
また、一度、麻疹(はしか)に感染し、症状が回復したとしても、その後4~8年の潜伏期間を経て学童期に発症することが多い亜急性硬化性全脳炎は、重篤な合併症として知られている。
亜急性硬化性全脳炎の症状は以下の通り
I期
性格変化、周囲への無関心、意欲の低下、成績の低下、軽度の知的低下などで気づかれる。ときに痙攣発作、失立発作を呈することもある。II期
周期的な四肢のミオクローヌスが認められるのが特徴的である。知的能力、精神活動は低下し、歩行障害など運動能力も低下する。III期
知的退行は著明となる。運動障害は進行し、座位も難しくなり、進行し臥位となる。経口の食事摂取も次第に困難となってくる。自律神経症状として異常な発汗、不規則な発熱、口腔内の分泌亢進が著明となる。また、ミオクローヌスの動きも激しくなる。IV期
昏睡状態で、両上肢を屈曲し両下肢を進展した除皮質肢位、両上肢も伸展回内した除脳肢位をとる。ミオクローヌスは減弱ないしは消失する。引用:難病情報センター
https://www.nanbyou.or.jp/entry/204
終わりに
麻疹(はしか)の致死率は10,000人に1人程度です。ですが、2016年には、世界で89,780人が麻疹(はしか)命を無くしているのです。
日本でも現在、年間約50人前後の子供が麻疹(はしか)で尊い命がなくなっていて、子供が命をなく主な原因の一つとなっているのです。予防接種を受けていれば守られたはずの命なのです。
2回の予防接種を受ける事で99%の予防が期待されます。必ず麻疹(はしか)の予防接種を受けましょう。
※麻疹(はしか)の予防接種と言っていますが、麻疹(はしか)の予防接種を受けるときは、麻疹(はしか)のみではなく、MRワクチンと言って(麻疹(はしか)風疹(ふうしん))の2種混合で予防接種を受ける事になります。
▼病気やけがに関する記事は以下から

コメント