シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子供の睡眠不足は心身共に深刻なダメージを与える!】をお話いたします。
子供の睡眠不足は心身共に深刻なダメージを与える!
日本は眠らない町、夜更かし大国となっています。今では、24時間空いているお店も多く、夜が遅くなっても、まちがギラギラ輝いています。
家庭でも、テレビやネット、ゲームなども普及して、大人も子供も夜遅くまで起きている事が多くなりましたが、大人の方も勿論、子供の夜更かしによる睡眠不足は心身共に深刻なダメージを与えます。
子供の生活習慣の乱れは深刻です。夜、決まった時間に布団の中に入っても布団の中で、タブレットやスマホでゲームやYoutubeなどで好きな動画を見て、睡眠不足になったりします。
夜型化や睡眠時間の減少は、子供の心身の成長の遅れの他・日常生活の中での注意や集中力の低下・眠気・易疲労感などをもたらします。
各年齢の子供の睡眠時間は以下の通りです。
年齢 | 睡眠時間 |
3〜5歳の子供 | 11〜13時間 |
6〜12歳の子供 | 10〜11時間 |
上記の各年齢の睡眠時間をご覧になっていかがでしょうか?あなたの大切な子供は必要な睡眠時間を確保しておられますでしょうか?今回の機に、子供が睡眠不足によって受ける影響と、現在の子供の睡眠時間を把握していただいて、改善していただければと思います。
子供の睡眠不足による、影響は想像以上に深刻です。
寝る子は育つと昔から言われるように、子供にとって睡眠というのは健全な心身の成長を促すためにとても大事な事です。では、睡眠不足による子供のへの影響がどのように深刻なのかを見ていきましょう。
子供の睡眠不足による体への影響
睡眠不足による体への影響が出てくるのは、まずは免疫力です。睡眠時に体の中でホルモンが分泌され、体のバランスを保っているのですが、睡眠不足になる事で、ホルモンのバランスも崩れ、免疫力の低下に繋がります。
また、睡眠不足によって交感神経と副交感神経のバランスも乱れるために、体温調整の崩れや、血圧の異常などを引き起こしたりします。
仮に、子供の間に異常が引き起こされなくても、子供の頃の生活習慣が、大人になっても引き継がれ、年齢を重ねる毎に、深刻な体の異常に蝕まれる可能性があります。子供の内に、それも早い段階で生活習慣を整えてあげるようにしましょう。
子供の睡眠不足による学力への影響
子供の睡眠不足は体だけではなく、学力にも大きな影響を及ぼします。睡眠時に脳は、記憶を整理しています。その作業が記憶を定着させたり、記憶したものを素早く引き出せたり、瞬間的な行動や、意思決定を行えるようにするのですが、睡眠時間が少ないと、情報の整理が睡眠時間が少ない分、整理が行われないので、せっかくの学習が無駄になってしまう可能性が高くなります。
学力が高い人ほど、睡眠時間が長いと言われていますし、偉大な経営者もどれだけ忙しくても必要な睡眠時間は確保していると言います。偉大な人は睡眠時間は大切というのがよく理解しているのです。大きな決断や、学習した事を十分に発揮させるようにするのいは十分な睡眠が必要不可欠なのです。
子供の睡眠不足による心への影響
子供の睡眠不足は、体、脳だけではなく、心にも深刻な影響を及ぼします。睡眠不足が続くと子供は感情のコントロールが難しくなってしまします。ある調査の結果では、睡眠不足の子供は、攻撃的で、不注意が多く、少しの事でイライラしている特徴が見られるという結果が出たようです。
このように感情がコントロール出来ずらい状況になってしまうと、学校生活の中での共同生活が、上手くいく事が少なくなり、友人関係の乱れ、先生との関わり合いも乱れ、結果的に社会的にも上手く馴染めなくなる可能性も出てきます。
健全な社会生活を送っていけるように、子供が精神的にも不安定にならないためにも、睡眠不足にさせないように親が睡眠時間の確保をしてあげましょう。
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子供が睡眠不足にならないようにする為には
まずは、親自身が睡眠時間の確保を取れるようにしましょう。仕事が忙しく、家事も育児もとなると、睡眠時間を削ってしまうのは大変よくわかります。
しかし、親が起きていると、どうしても子供も同じように起きて何かしてしまうので、親が子供と同じように睡眠時間を確保すれば、子供は一緒に睡眠に入ることが出来ます。毎日でなくても良いので、そのような日を作って欲しいと思います。
子供の睡眠グッズを活用することで子供が入眠しやすい状況を作って見るのも良いと思います。以下に、オススメの入眠グッズを数点、ご紹介いたしますので、ご参考にしてください。
天井に動く絵本
天井にプラネタリウム
海洋プロジェクターライト
いかがだったでしょうか?子供がお布団にも入りたがらないといった場合にも、このようなグッズを使うことで、決まった時間にお布団に入ってくれるようになり、眺めているといつの間にか眠ってしまっているといった効果が期待できます。
また、子供の適切な入眠時間と睡眠時間を確保する事で、子供の心身の健康になるだけではなく、パパママも、子供が寝てからの時間を集中して使うことができるので、ダブルメリットがあります。もしよろしければご活用していただければと思います。
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