英検、TOEIC、TOEFLなどの外部試験が日本の大学入試に積極的に活用される予定で、日本における英語教育が大きく変わりつつあります。じつは、もう一つ重要な変更があり、2020年から小学校の5~6学年において英語が正式科目になりました。
近年では、なぜこんなにも英語教育が熱心に行われているのでしょうか?まず1つ挙げられるのが、仕事における英会話能力の必要性がどんどん高まっているということが挙げられます。企業のグローバル化によって大手企業が社内公用語を英語にするなど、日常的に英語を使用しようとする動きが活発化しています。これは企業活動をする際、様々な国の人と関わる機会が増えてきたことが大きな理由の一つです。
そして2つ目が先進国の中で日本人の英語力は低いとされていることです。日本人の英語力が低い理由の1つに、日本では英語が話せなくて生活に困ることは今現時点で皆無な点でしょう。海外の映画は吹替えがほとんどですし、ビジネスを除いて英語力が必要な機会はそう多くありません。
子どものうちから英会話を習うメリットは?
語学を学ぶには幼少期から始めるのが良いとされています。それは子どもが「聞いた音を忠実に再現することができる」ためです。
幼少期から英語を学び始めることで、よりネイティブに近い英語を身に着けることが出来ます。子どもは、学習スピードが速く吸収力が高いため、英会話を早期に開始すればするほど、習得スピードは速くなります。これは子どものころから英会話に触れることの大きなメリットだと言えます。
逆にいえば、大人になってから英語を習得しようとすると、どうしても子どもの頃の習得スピードに比べて遅くなります。これは英語に限らず、どんな言語を取得する際も同様のことが言えます。
脳の学習限界年齢(クリティカルエイジ)は8~13歳で止まってしまう
「脳の学習限界年齢」(クリティカルエイジ)という言葉を見たり聞いたことはないでしょうか?
「クリティカルエイジ」というのは、人間の遺伝情報の1つで、言語のクリティカルエイジは8~13歳までと言われています。
必然的にこのクリティカルエイジを過ぎてからの習得は 「自然のままに学習する」という方法では難しさを増してくるため、大人になってから英語を勉強しても、なかなか話せるようになりません。これが語学は子どものころから学習するべきと言われる理由です。
今は自宅で本格的な英語を学べる時代に
今はインターネットが大きく普及し、言語の学習に限らず、様々な学習方法を家庭の事情や環境に応じて選べるようになりました。子どもが英語の学習をするだけなら、スマートフォンやタブレットで気軽に受講出来るオンラインの英語教室といった選択肢もあります。
オンライン英会話教室ならマンツーマンで集中的に学習が出来る
オンライン英会話教室の醍醐味はなんといっても「教師と直接対話しながら」英語を学べるという点でしょう。語学学習は特に子どもが一人で学ぶには難易度が高いです。読み書きならコツコツと取り組むことも可能ですが、発音は簡単に身につかないものです。その点、オンライン英会話教室なら教師と直接対話しながら学べることにより、効率よく集中的に学習出来るでしょう。
親子一緒に学べる
一緒に学ぶ人がいることは、子どもにとっても大きなメリットとなります。英語学習といっても、ただ読み書きするだけではありません。時にはグループで集団の英会話力を身に着けたり、ゲームなどのアクティビティなどの活動が英語の上達に繋がるものです。親子一緒に学べるという点も自宅で英語学習をする大きなメリットでしょう。
レッスン時間、レベルに合わせて学べる
ほとんどの自宅英語学習では多彩なコースに加えてレッスン時間も選べることが多いです。子どもの英会話レベルに合わせて徐々にステップアップをしていけるため、英会話教室のように周りの子どもについていけない、理解が追い付かないので英語に苦手意識を持ってしまった。といったこともないのが嬉しいポイントです。
子どもの英語学習を決めるときのポイントは?
実際に子どもに自宅で英語学習をさせると決めた際に、手当たり次第に体験レッスンに申し込むよりも、事前調査が重要です。「無理なく取り組めそうか」「本当に英語力が身に付きそうか」などの情報をしっかりとリサーチしましょう。
【1】学習内容と子どもの英語力に大きな差がないか
英語教材といっても1種類のみではなく、いくつかの系統に分かれています。このページを見ている方の中には「子どもをどんな英語教材で学ばせるべきか分からない」という方もいるでしょう。
自宅で英語学習を取り入れるときに要注意したいのが「子どもの学力と教材の内容のバランス」です。英語を学んだことがない子どもに難しい英語学習を取り入れてしまった場合、子どもが英語に苦手意識を持ってしまうだけでなく、お金の無駄になってしまう可能性が非常に高いです。
- 学習内容
- 対象年齢
英語学習を取り入れる前に、まずは上記の2点を最低限確認しましょう。
【2】アフターフォローはしっかりしているか
なかには粗悪な教材を送り付けたり、外国人というだけで、ほとんど英語を教えた経験がない人も講師として登録している悪徳業者も少なからず存在します。下記のような謳い文句がある場合、要注意です。
- 料金が異常に安い(場合によって追加料金が掛かる可能性があるので注意)
- 初回レッスン無料(継続してレッスンを受けるときの料金を確認すること)
- 聞き流すだけでOK(音声データだけではなく、聞き取れない英語用の台本があるか)
英会話系は教える内容や学習方法の自由度が高いため、聞き流すだけで学習する人もいれば、読み書きから徹底して始める人もいます。自由度が高い反面、逸脱することもあるので、「子どもにはどんな英語力を身につけたいのか」をよく考えたうえで、英語学習を取り入れるようにしましょう。
以上のことを踏まえたうえで、下記では子どもに英語学習を取り入れたい・自分も子どもと一緒に英語を学びたいと考えている方達にお役立ち出来るよう、「オススメポイントや特徴」を交えてご紹介していきます。
7+BILINGUAL(セブンプラスバイリンガル)
授業内容 | DVDレッスン |
特徴 | 短期間で日常英会話を身につけることができる実践的英会話学習教材 |
料金例 | 29,800円 |
対象年齢 | 0~6歳 |
公式サイト | 世界の七田式英語教材7 |
- 1日わずか7分で英会話フレーズの高速学習ができる
- 子どもが楽しく、英語に興味を持てるように35日の冒険ストーリー構造になっている
- 日常で子供が使う英会話フレーズを収録(700フレーズ)
7+BILINGUAL(セブンプラスバイリンガル)は、楽天市場ランキング1位を獲得した大人用英語教材7+Englishの「幼児・小学生向け教材」になります。退屈な英語学習の概念を大きく変えた内容で、子どもが楽しんで僅かな時間で英会話を学べる工夫がされています。「400%学習法」という新たな学習方法で、楽しく・簡単に英会話を学べると好評の英語教材です。
▼7+BILINGUAL(セブンプラスバイリンガル)について、より詳細な記事はこちら

ハッチリンク ジュニア
内容 | オンライン英会話 |
特徴 | 自宅で気軽に出来るオンライン英会話 |
料金例 | 月額2,760円~ |
対象年齢 | 3~18歳 |
公式サイト | ハッチリンク ジュニア |
- 子供専用のオンライン英会話スクール
- 無料テレビ電話Skype(スカイプ)を使用
- レッスンの予約はクリック1つで簡単に出来る
ハッチリンクジュニアは、自宅にいながら講師とマンツーマンで学べる子ども専用オンライン英会話サービスです。特に「これから子どもに英語を学ばせたい」と考えている方にオススメで、講師は子供向けのレッスンに精通しているため、初めて英語を勉強するというお子さんでも安心して英会話に取り組むことが出来ます。実際にハッチリングジュニアでは約半分の受講者が英語未経験の子どもです。受講するにはSkypeを導入する必要がありますが、料金も比較的安価で自宅で本格的な英会話を学べるという点でオススメの英会話サービスになります。
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RIZAP ENGLISH
内容 | 結果コミット型英語プログラム |
特徴 | 科学的な理論をベースとした英語脳育成法 |
料金例 | 入会50,000円 ※レッスン料は別途 |
対象年齢 | 13歳~ |
公式サイト | RIZAP ENGLISH |
- 2つのコースから選べる
- マンツーマンでの指導
- 短期間でTOEIC® L&R TESTのスコアアップを目指せる
RIZAP ENGLISHはボディメイクで有名なライザップが運営する完全マンツーマンのコーチング式英会話スクールです。特に「短期間で実用的な英語力を身に着けること」を念頭に置いており、受講前のカウンセリングに加えて、100%日本語ネイティブの専属講師による質の高いサポートがあるため、短期間で効率よく英語学習に取り組むことが出来ます。他の英会話教室に比べると比較的高額ではありますが、専属の講師が徹底したタスク管理と手厚いサポートで対応をしてくれるため、「短期間で英語力を上げたい」「なかなか勉強を継続出来ない」という方にはオススメの英会話スクールになります。