シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【耳の掃除はしない方が良いってほんと?】をお話いたします。
耳の掃除はしない方が良いってほんと?

えっ?耳の掃除はしない方が良いの?

結論から言いますと、耳掃除はしなくて良いです!
僕自身は耳かきは一種の癖みたいになっていて、耳掃除するのが好きですし、何より子供の頃、親に耳掃除をしてもらうのが何よりも好きな時間であった記憶もあります。
耳を綺麗にすることが耳にとって良いと思っていましたが、実は耳掃除をしないほうが良いとはどういう事なのでしょうか?
耳垢が細菌やカビを繁殖するのを防いでいる!
恐らく大半の方が耳あかはベタベタしていて、汚く不潔なものだと思っています。しかし、それは大きな誤りであり、耳垢は、耳の穴の中の皮膚を守り、バクテリア、真菌類、虫や水分などから保護し、洗浄や潤滑を助けています。つまり耳垢が私たちの耳を保護しているのです。」
そもそも、耳の機能として耳垢を自然に排出する機能が予め備わっている為、必要以上に耳垢を取る必要はないとの事で、むしろ、綿棒や耳かきで小まめに耳掃除をしている人が多いですが、お風呂上がりに濡れている耳を軽く拭う程度の方が良いのです。
そして、驚きの言葉ですが、耳掃除は医学的には不必要かつ危険な行為というのです。どうしても耳垢がきになる場合は耳鼻科に行くのが良いのです。と耳掃除をしないことを推奨しています。
耳掃除はどうすれば良いの?
綿棒や耳かきで耳の奥に入れて耳垢を取る必要はなく、不織布やガーゼなどを指に巻いて、耳を拭きとる程度で十分なのです。例えば、お風呂やプール、川や海などで耳の中に水が入っても全く問題がなく放っておけば水も自然に排出されます。
親が耳かきや綿棒で簡単に耳掃除をする分には問題ありませんが、子供が小さいうちは綿棒や耳かきで耳掃除を自分で行うと奥に突っ込みすぎて鼓膜を傷つける事がありますので特に注意いたしましょう。
スポンサーリンク
耳垢がたまりすぎる事で起こる耳垢栓塞(じこうせんそく)
耳垢栓塞(じこうせんそく)とは、耳垢で耳の中が完全にふさがれてしまったり、耳垢が耳の中で固着したりする事を言います。
耳垢栓塞は以下の症状が見られます。
・耳痛
・聞こえの感覚や聴力の変化
・耳鳴り
・かゆみ、臭い、または分泌物
・咳(せき)
上記の症状がある場合、耳鼻咽頭科を受診して先生に診て貰うことが大切です。耳垢だけが、その全ての原因ではないかもしれませんが、耳垢が原因であった場合は、耳垢を綺麗に取り除いてくれます。
実は僕自身、一度だけ耳垢栓塞の症状が出て、耳鼻咽頭科に受診した時は、耳垢で完全に耳の中を塞いでしまっていて、先生にふさがっていた耳垢を取ってもらったのですが、恐ろしいほどの塊が出てきました。
その時に、先生に耳かきはする必要はないし、特に綿棒で奥を掃除しすぎない事と言われました。僕の耳垢はベチャ耳垢なのですが、綿棒で耳の中に入れる事で、耳垢に奥へ奥へと入れ込んでしまうようで、その結果、耳の奥の方で塊ができてしまったとの事でした。
とにかく耳で異変を感じた時は、放っておくのではなく耳鼻咽頭科で見てもらうことをおすすめいたします。
耳掃除は子供にとって親に甘えにいける一つのコミュニケーション!
冒頭にもお伝えしたようにお子さんが小さい間は、耳かきは親子での一つのコミュニケーションとなり、子供にとってはとても大切な時間の中の一つです。
耳かきや綿棒で耳掃除をしなく良いのであれば、しなくて良いと言う訳ではなく、子供にとっては大切な時間なので、耳かきや綿棒を使わずに、不織布やガーゼなどを使って、耳を拭き取ってあげて欲しいと思います。
それぐらいであれば、小さなお子さんでも自分で出来ると思われるかもしれませんが、ある程度の年齢が車ではコミュニケーションの一つとして、耳掃除をやってあげて欲しいと思います。
コメント