シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【離婚の前兆に気付いた場合の対応策は?】をお話いたします。
離婚の前兆に気付いた場合の対応策は?
みなさんも、離婚の前兆に気付いた時があるかもしれません。このページでは、離婚の前兆に気付いた場合の対応策について詳しくご紹介していきます。
離婚の前兆・サインに気付いた場合の対応策は?
離婚の前兆・サインに気付いたケースになると、どんなような対応策があるでしょうか?
結婚生活を改善できないか冷静になって話し合いをする
一番よいのは、自分自身が不満・不安に思っていることをパートナーにお伝えし、パートナーとともに結婚生活の改善方法を考察することです。
そのタイミングで一番重要なのは、「冷静になって」ご自身の気持を伝えることです。たとえ相手に不満・不安があっても、関係改善を望むなら感情に任せてはいけません。誰しも強引に怒りをぶつけられたら、自己防御に走ります。「自分は悪くはない」、「自分の方こそたくさん不満があるんだ」と相手も怒りをぶつけてくるでしょう。
それを避けるために、是非とも気持ちを落ち着けて相手とじっくり相対してください。相談するなかで、初めてお互いの正直な気持に気付くこともあります。
そうなれば、あとは前向きに改善方法を考えていくだけ。今までの不満・不安に縛られず、未来志向で二人の関係を考慮しましょう。
離婚のメリット・デメリットを熟慮する
離婚のメリット・デメリットの検討をすることも大事です。
かりに現状の結婚生活に不平があるにしても、短絡的に離婚しては思わぬ不利益があるかもしれません。ひとつの例として自分自身が専業主婦の時、何も準備せずに離婚して離婚後の生活は成立しますか?堅い企業に勤めていれば、職場で離婚を後ろ向きに判別され、会社に居づらくなるかもしれません。
離婚は結婚よりもパワーを必要とします。苦労を重ねて離婚したのに、メリットよりもデメリットのほうがたくさんあればあとになって後悔するでしょう。事情によっては、メリットを享受するためにデメリットに見ぬ振りをするという選択もあります。
離婚の前兆・サインに気付いたら、離婚の良い点・悪い点をきちんと損得勘定したうえで、離別するのかしないのかを考えましょう。
弁護士に相談する
離婚の前兆・サインに気付き、夫婦間の話し合いも無理であれば、離婚を専門とする弁護士に相談しましょう。
「弁護士に相談するのは離婚を決めた後からないと」と感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはないです。離婚の前兆・サインに気が付いた段階で、弁護士に相談し離婚のシミュレーションをするのは重要です。
さきほど「離婚のメリット・デメリットの検討する」という対策法をご説明しましたが、この部分を素人が考えようとしても、専門知識が足らず確実に検討できない場合がほとんどです。ネットや書籍で情報収集をすることは不可能ではありませんが、これらに関しましては一般論を述べているだけで、おのおののセンシティブな事案に当て嵌まらない場合もあります。
そういったところ、離婚問題を専門に取り扱う弁護士なら、個々人の事案に即した要点をとらえたアドバイスをしてくれます。
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離婚手続きを弁護士に頼んだ場合のメリットと必要とされる弁護士費用
離婚をするときには、自分達で話し合って協議離婚することが多いですが、夫婦が話しあっても意見の合致ができないこともよくあります。
まとめ 離婚の前兆・サインに気付いたらスピーディーに対応策を講じよう
これまで、離婚の前兆・サイン一覧、離婚の前兆・サインに気付いた場合の対応策などについてご紹介しました。
離婚の前兆・サインには「性格の不一致」や「価値観の不一致」などがありますが、自分たち夫婦の状態がこれらのものに当てはまるのか考えてみてください。
もし当てはまるのであれば、「結婚生活を改善できないか冷静になって話し合う」、「離婚の良い点・悪い点を熟慮する」、「弁護士に相談する」などの対応策を講じましょう。
そして対応策を講じるのは、離婚の前兆・サインに気がついてからなるべくスピーディーに行うのがベストです。無為に時間が過ぎると、その期間内に状態が悪化する恐れがあります。
弁護士は、離婚問題の専門家
弁護士は離婚問題の専門家です。離婚の前兆・サインに気づき、パートナーとの話し合いもできない状況の中であれば、できるなら早く弁護士に相談し離婚の良い点・悪い点を検討しましょう。きちんと離婚のメリット・デメリットを理解したうえで、相手ともう一度やり直すのか、それとも離婚するのか決定するのです。
どうしても離婚したくない場合には、「円満調停」という法的手続きもあります。これについては夫婦の関係を元の円満な関係に戻すために裁判所で話し合いをする手続きで、弁護士はより円満な解決に向けてアドバイスが可能です。
また、やはり離婚が避けられないケースでは、弁護士は離婚の手続き方法や離婚で相手に主張すべき事柄についてもアドバイスできます。
離婚問題で困惑していらっしゃる場合には、ぜひとも一度弁護士に依頼してみましょう!
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