シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子供の生活リズムについて考えてみる】をお話いたします。
子供の生活リズムについて考えてみる
子供の生活リズムに問題がないか気になる方は多いのではないでしょうか。一般的に子供の睡眠時間が少ない場合、子供にとってさまざまな影響を与える可能性があります。子供の健やかな成長と健康的な体を育成するためにも、子供の年齢に適した生活リズムを維持出来るように努めたいところです。
子どもの寝かしつけをした後に、家事をしたり夫婦でゆっくりする時間を楽しんだりしたいと思うこともありますよね。そのためにも子供の生活リズムを整えるということは、とても大切なことです。
子供の生活リズムは幼少期から意識していく
子どもの生活リズムを調整して、正しい生活習慣を身につけていくためには、「幼少期からの意識と小さな積み重ねが大切」です。子供にとって正しい生活リズムというのは、成長していくにつれて自ずと自己管理が出来るようになっていくというわけではありません。子供の正しい生活リズムを整えて、正しい生活習慣にしていくために、しっかりと親が子供の生活リズムを幼少期からしっかりと整えてあげることが重要です。
子供の生活リズムの基本となる体内時計は、一般的に三歳頃から出来上がると言われており、幼少期から乱れた生活リズムで日々を過ごしていると、子供が大きくなったときに生活習慣が乱れた生活リズムになってしまうことが考えられます。「一度身についてしまった生活リズムを改善するのは容易ではありません」。そうならないためにも、子供が幼少期の頃から正しい生活リズムを意識していきましょう。
子供にとって、どのような生活リズムが理想なのか
子供の生活リズムは一般的には「1歳から3歳の間」を基準に、朝に目覚めてから日中は起き続けて、夜になったら眠るという体内時計の基本が作られていきます。よって、子供にとって3歳頃を基準に生活リズムを身につけるための大事な期間といえます。子供の睡眠時間は個人差がありますが、3歳の子どもの理想的な睡眠時間はおよそ11時間から12時間とされています。
昔には「日中は元気に遊んで、夜はぐっすり眠る」ということが、子供の一般的な姿でした。しかし、近年では夜になっても眠れない・昼夜逆転してしまっている子供が増加傾向にあります。生活リズムが崩れて寝るべき時間に眠れない状態が続くと、成長ホルモンの分泌に影響が出てしまう可能性だってあります。
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子供にとって、正しい生活リズム環境を作るには
子供にとって正しい生活リズムと生活環境を整えるには、子供だけではなく親の意識や行動も重要になってきます。例えば親が遅くまで起きていると、子供の生活リズムに悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。なるべくなら親も子供と同様に規則正しい生活リズムを心がけましょう。
これは移住環境にもよりますが、例えば子供の眠りが浅い状態で両親がまだ起きていて、別の部屋で楽しそうにお喋りをしていたり、テレビを見ていたりすると、「子供も自分も参加したい・遊びたい」と考えてしまう可能性があるわけです。そこで、両親が「休みだけは特別にいいか」と許してしまうと、子供の生活リズムが崩れる要因になってしまいますし、子供にとって良くありません。
子供が十分に日中遊べていない
子供の疲れは1日寝るとリセットされるので、たくさん遊んだ次の日も元気なことが多いです。何より「たくさん遊んだ日」は夜もぐっすりと寝る事ができ、「子供を日中にたくさん遊ばせる」ということは生活リズムを整えるうえで、重要な要素ですよ。
夕食とお風呂の時間を早めにする
子供の生活リズムを考えるうえで、「夕食とお風呂」は毎日欠かせないものであり、子供の終身時間を早めるということでも重要な要素でもあります。
特に夕食は長時間調理するものではなく、なるべく早めに済ませたいものです。とくに外出して帰ってきたあとに夕食の準備となると時間が遅くなってしまいがちです。限られた時間の中で少しでも子どもの就寝時間を早めるためにも、宅配サービスを利用したり、休日にまとめて作り置きをして冷蔵庫に保存しておくなどがオススメです。
お風呂は子供が寝る就寝の1~2時間前に済ませると良いでしょう。お風呂は一日の疲れをとるだけでなく、快適な睡眠にとって重要な要素でもあります。お風呂に入り体温が上がると、深部体温が下がりやすくなり、リラックス状態となって眠りにつきやすくなります。これらを組み合わせ、理想的な生活リズムを目指すと子供を早く寝かしつけることができます。
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