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子供の福祉について考える!

離婚/裁判

シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子供の福祉について考える!】をお話いたします。

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子の福祉とは

離婚調停や裁判をされた方なら、ご存知の方も多いでしょうが、【子の福祉】について考えたいと思います。

※初めに、子の福祉とは、今回の記事だけでは全てを表せれないぐらい、難しい定義であり、様々な解釈がありますので、ご了承ください。

子の福祉とは簡潔に言うと、【子育てをする中で健やかな成長を遂げる為に出来るだけ子供に悪影響を与えない】と言うのが原理原則の基本的な考え方です。

子の福祉と言うものの、定義がとても広く、細かい内容もなく、民法による子の福祉とはコレだ!と言うものもない、曖昧なものです。

離婚調停や離婚裁判、面会交流の調停、子の引き渡し審判などの、やり取りの中で、子の福祉と言う言葉は大変よく使われます。

「子の福祉の観点から考えて・・・」の前置きがあり、話を進められていきます。この前置きをされると反論できなくなったり、反論しても現状維持が原則です。と回答されます。

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実際の裁判内容で見る子の福祉とは・・・

実際にあった裁判でのお話ですが、父親に黙って母親が子供を連れて家を出て行きました。父親は当然ながら、子供を連れ戻そうとします。ですが、母親は子供を父親に会わそうとしません。父親は裁判(子の引き渡し審判)を行いました。

父親の主張はもちろん「子供を連れ戻す」と言う主張です。母親は「離婚して親権は母親にする。離婚に応じ親権を母親にするまで子供を父親に会わさない」と言う主張で、係争しました。

この時の裁判官は母親に対して「父親は子に虐待もなく、むしろ愛情を与えていて、かつ、子も父親を慕っている状況の中、子供と父親を無理やり引き離し、離婚をするまで子供を父親に会わさないと言うのは子の福祉に反する。直ぐに子供を父親に会わせるように」と母親に伝えた。

母親はそれでも子供を父親に会わしたくないと言い張り、父親側は「裁判官が言った様に子の福祉に反している、子供を父親側に戻れば、母親とも制限なく会わせる事が出来るので、父親側に来ることが、子の福祉にとっても良い」と裁判官に伝えた。

その後、家庭調査官も加わり、父親、母親の家庭環境、監護体制を調査されました。基本的に、子供の生活環境が著しく変化があった場合は(連れ去りなどで生活環境変化、学校の転校)幼くから形成された環境を無理やり変えてしまい、子供にとって情緒を不安定にさせる要因の一つになるとして敬遠されます。

つまり、安定した環境があったのにも関わらず、しかも無断で父親から引き離され、環境も激変させた母親は子の福祉の観点から見るとは大きく反していたので、子の引き渡し審判の流れは父親に向いていました。

しかしながら、判決は父親の子供を連れ戻すと言う主張は却下され、母親の元で暮らす、現状維持とと言う判決が下された。子の福祉に反するとしながらも現状維持と言う判決が下される。その理由は、「父親と子供を会わせない、無理やり子供の生活環境を変化させた【子の福祉】には反しているが、母親の元で生活をしている中で、父親に戻さないといけないと理由(虐待や育児放棄)がない為、子が健やかに成長をすると言う意味では、子の福祉に反していない為、父親の主張を却下する。」と言う事でした。

もう少し具体的に言いますと、子供と父親を引き離し、子供の慣れ親しんだ生活環境から、ガラリと変えた事には子の福祉には反するけれども、母親と子供が2人で生活をはじめて3ヶ月が過ぎ、特段の異常(虐待や育児放棄)はなく子供は健全に育っているから、このままの現状維持の生活で良い。つまり慣れ親しんだ家庭環境に戻す事よりも、今はもう普通に生活しているから、また、元に戻すと環境が変化するので、もうこのまま現状維持で良い。と言う事なのです。

※(上記内容は、夫婦間の問題も背景にあり、詳細は記載出来ず、説明不十分でありますので、伝わりきれない部分がありますがご了承ください。)

そして今回は結果の事よりも判決内容の中で、【子の福祉】と言う言葉が違う意味で2回使われてい流という事です。一方では子の福祉に反していて、もう一方では子の福祉に反していないのです。この事例だけで見ても、この【子の福祉】と言う定義はどちらも間違っていないのですが、それ故に、この「子の福祉」と言う定義はとても難しいのです。

子の福祉・・・今回のケースでは、父親は子の福祉って一体何のか?裁判って何なのか?って疑問と不満に晒されていると思います。一方で、子の福祉に反していると裁判官からも厳しく指摘された母親からすれば、結果的に福祉は反していないという認識になるでしょう。

離婚調停や裁判、面会交流の取り決めや、子の引き渡し審判、いずれにしても「子の福祉」というものはとても重要なものになってきます。しかしながら、一口に「子の福祉」と言っても様々な角度からで意味も結果も全く変わってきます。

子の福祉とは、子供にとって子が健やかに生育できる環境。上の事例でもありましたが、僕が色んな家庭を見てきて、子の福祉の観点から見て、どう考えても、そっちじゃないやろ。って言うのも沢山ありました。ですが、母親強し!そして、現状に特段のことがなければ、変化をさせたくないと言う家庭裁判所のあり方に疑問を抱きます。

夫婦が仲良く子供を育てる環境が一番です。そして、仲の良い家庭も沢山あるのも事実ですが、上手くいかない家庭も最近では多く、真に子供の幸せを願い対立するのであればまだしも、親の都合と親の勝手な私的感情で、調停や裁判でお互いを罵りあい、子供の取り合いをする。本当にそれで良いのか、子供の為ではなく、自分の為になっていないか、親の私的感情をなしにして、子供にとって本当に良い事を考えてあげて欲しいと思います。

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