シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【子どもの急な発熱は想像以上につらい】をお話いたします。
元気に登校、登園したはずがまさかの発熱
子どもの不思議なことの一つに、さっきまで元気だったのに急に熱を出すということがあります。
朝めちゃくちゃ元気に学校や保育園に送り届けたはずが、急に熱を出して学校や保育園から連絡が入るということもしばしばです。
そんなときは仕事を抜け出して迎えに行かねばならず、職場の上司や同僚、後輩などに大きな迷惑をかけてしまいます。(僕は自営業なのでお客様にだ多大なご迷惑をおかけしてしまいます。)
保育園や小学校では基本的に37.5℃以上を超えない状態までは、様子を見ながら看病してもらえます。ただ37.5℃を超えると保育園や小学校での対処が難しく、またできるだけ早く病院に連れていってあげてくださいという理由で迎えの電話が入るわけです。
それに熱が出た子どもをそのまま小学校に預けておくと、他のお子さんにうつしてしまうことにもなりかねないのもありますし、ウチの子供は熱性痙攣を持っているので、それ以上は預けておくことができないのです。

子どもが熱を出したときにすぐに仕事を終えて、小学校や幼稚園、保育園に迎えに行くことができるシングルファザーはどのくらいいるのでしょう。ましてや理解を示して快く承諾してくれる職場は、それほど多くあるとは思えません。
特に男性は仕事で成果を収めてなんぼという考え方の職場では、嫌な顔をされることも多いのが実情ではないかと感じています。
女性でさえも子どもが熱を出して小学校や幼稚園、保育園から迎えに来るように言われて早退するとき、周囲から冷たい視線を浴びせられると聞きます。それがシングルファザーとなれば、なおさら気まずい思いで早退しなければならないのがつらいです。
迎えに行くだけでは終わらない子どもの熱
小学校、幼稚園、保育園に迎えに行き、子どもを連れて帰ることができても、その日は仕事に戻ることは不可能です。とりあえずはまず病院に連れていくことが最優先なので、保険証や診察券の準備をします。
いつ病院のお世話にならないといけないかわからないので、かかりつけの小児科と休日診療をしてくれるところの診察券、それに保険証はまとめておくようにしています。なので準備ができたらすぐに病院に直行です。
かかりつけのお医者さんなら、いつも母親でなく父親が連れてくる事情を察してくれているのがなんとなくわかります。ですが運悪く休診日などにあたると、他の医療機関を受診しなくてはなりません。休日診療などで診察してもらうと、薬の飲ませ方などについて説明を受けたあとに、奥さんにも伝えておくようにと言われることがあります。
普通は自然なことなのでしょうが、子どもが熱を出して病院を受診したときに何ともいえない気持ちになる瞬間です。帰宅後は子どもをパジャマに着替えさせ、食欲があるようならとにかく何でも食べられそうなものを用意します。冷蔵庫の中には子どもが熱を出したときに備えて、プリンやゼリーなどを買い置きしてあります。アイスクリームも食べられることが多いので冷凍庫にストックしていますが、お腹を壊すと困るので様子を見ながら食べさせたほうがいいことをすでに学んでいます。
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一晩中の看病が続くことも
子どもは普段でも体温が高いので、解熱剤は38.5℃を超えてからでないと飲ませられません。
でもさすがの子どもでも38.5℃近くの熱ともなれば、愚図って泣き出すこともよくあります。
落ち着いて寝られたと思っても、夜中になって急に熱が上がることも多く、そんな夜は寝ずの看病が続きます。
38.5℃を超えたことを確認したら解熱剤を飲ませるのですが、愚図る子どもに何とかして解熱剤を飲ませるのはそれはそれは大変です。でも熱が下がると楽になるのか、解熱剤を服用したあとに落ち着いて寝られるということはけっこうあります。
それでもしばらくは子どもから目が離せないので、添い寝をしながら様子を見ます。ひどいときは解熱剤を飲ませてもなかなか熱が下がらないこともあり、そんなときは寝ずの看病が続きます。
でも子どもは不思議なことに、あれだけ高かった熱が朝になると一気に平熱に下がっているということも珍しくありません。朝になって熱が下がっていれば小学校や保育園に連れていくことができるし、仕事にも行けるので一安心です。寝不足になるのは仕方がありませんが、子どもの熱が下がったときはいつも大きな安堵感を感じます。
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