シングルファザーでチャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラーのてっちゃんです。資格を活かして、子育てやシングルパパの方の役に立つ情報を発信しています。今回は【親権を得たいなら覚悟を決め心を鬼にする!】をお話いたします。
親権を得たいなら覚悟を決め心を鬼にする!
この記事は夫婦仲が破綻していて、親権争いになっている程でのお話になります。
親権争いは、女性が有利だと言われています。原則的に今の法律、裁判では女性が有利です。圧倒的に!!
ですが、少し変わりつつあることも確かです。昨年の僕が受けた相談内容の中で多かったのは父親が親権を取りたいという相談。
実際に父親が親権を得れた人数は相談数の3分1
少し前では考えられないような数字です。一昔前では100%に近いぐらい女性が親権者になっていたと思います。
背景には、「子育ては母親だけだはない」という風潮が時代と共に流れてきていると思います。働き方も随分と変わってきました。必ずしも会社にいく必要もなくなってきました。
そうなると子供にとって本当に大切にして愛情を注げる親が子育てをする。そんな当たり前の判決が言い渡されるように少しずつなってきています。
とは言え、実際に親権を得ようとするならば、覚悟を決めて心を鬼にして争って行かないと親権を得るのは難しいです。これは今までであれば、男性(父親)に対して強く訴えてきたことですが、女性(母親)に対しても同じ事が言えるようになってきました。
愛し合っていたからこそ情や甘さが出てしまう。
お付き合いされた頃、結婚された頃、お子様が生まれた頃は、お互い愛し合っていたはずです。だからこそ一緒になられたのでしょう。お子さんも作られたのでしょう。
しかし、日々生活する中で、特に子供が出来ると生活には変化が訪れてしまいます。その中で夫婦の歯車が狂い出す。という事は多々あります。そして破綻しいくという過程が多いです。
夫婦の歯車は合わなくなり、離婚を決意、親権を自分が取ると決意しても、やはり係争中に昔愛し合っていた時の気持ちが返って来る事があります。
情が出てしまった時、裁判中であれば状況を一変させてしまい、自分を不利な方へと追いやってしまいます。情や甘さは親権を得てから!それまでは心を鬼にして最後まで戦い抜いてください。
そんな生易しい気持ちでは、親権を得るどころか、子育てもできません。少しキツイ言い方になりますが、それほどまでに親権を得るという事が難しいのです。
スポンサーリンク
子供の成長をずっと見続けられるためにも!
今でこそシングルファザーとして子供を育てていますが、僕は「子の引き渡し審判」の中で元妻への情が出てしまい、その時に放った一言が、裁判官の判決に大きく妻の方へ傾く事になってしまったのです。
僕は悔やみました。その一言がなければ、もっと早く親権を得れていたのかもしれません。もっと早く一緒に過ごせていたのかもしれません。
僕は、子供と離れてから実に3年半後に、一緒に過ごせれる様になります。3年半です。4才の時に自分の目の前からいなくなったので、4才というとても可愛い時期から、2年生までの間の成長を目の前で見る事ができなかったのです。
勿論、今も可愛いです。でも、一部子育てが抜けている事、とても辛いです。もっとあの時にしかできない事、一緒にしたかった。その分、今愛情を注いでいます。でもあの時の、あの時の息子と!って、思う事があります。
ですから、子供を本当に愛しているなら大切にしているなら、子供のために心を鬼にする必要があるのです。
裁判になれば相手を突けるところは全て突く!
話合いで決着がつかないのであれば、離婚調停(裁判)になってきます。弁護士を代理人にする必要も出てくると思います。(弁護士を代理人につける事をお勧めします。特に男性)
弁護士費用はお金がかかりますが、その時のお金と大事な我が子で天秤をかけるまでもありませんが、お金はなんとかなります。(日本司法支援センター法テラスがお金も貸してくれます。)
ですが、子供と子供との時間は何とかなりません。日本では親権者ではない非親権者が子供に会えない。といった状況が多いのを知っていますか?
そして、それは母親に親権がいった場合に特に多いのです。父親が子供に会えず、苦しんでいる方をいっぱい知っています。
親権を得るのに1%でも確率を上げるためにも、また例え親権者になれなかったとしても、面会交流等で良い条件を法廷の場で決める事が出来て、法的な紙面としても残るので、弁護士にお任せする方が自分で行うよりかは断然に良い方向に行きます。
そして、裁判では、自分が子供を育てるのに適している、そして配偶者が子育てに適していないという事を伝えなければなりません。
その理由も色んな事があると思います。金銭的な事、DV、育児放棄、不貞行為など、様々な理由があると思いますが、必ず一つでも多くの証拠を揃えて訴えてください。
浮気等であれば以下の記事を参考にしてください。

そして、自身はこれだけ愛情があって、これだけ子供と一緒に暮らす事で子供の成長を素晴らしいものになる。という事を裁判官に伝える必要があります。
しかし、常日頃から本当に愛情を示していれば、写真や周りの人の証言などすら証拠になって行きます。なので、お子さんと楽しくしている証拠をどんどん集めて置くことも大切です。
こちらの記事も参考にしてください。

大切な大切な子供のために、心を鬼にして親権を得てください。父親が親権を得るのはとても過酷な戦いになります。ですが、最後の最後まで諦めない事。あなたと子供が幸せに暮らせる事を説に願います。
コメント